杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

充実した仙台修習

皆様、初めまして。

 伊藤敬文先生のもとで修習させて頂いている佐保貴大と申します。

 修習中は、毎日新たな発見があり充実した修習を送れているため、時間が経つのがとても早いです。気づけば1月5日から始まった弁護修習の半分が過ぎていました。
 実務について右も左も分からない状態で弁護修習が始まりましたが、伊藤敬文先生をはじめ、杜協同法律事務所の先生方は、私の質問に対して毎回丁寧に教えて下さるため、大変感謝しています。また、事務員の方々はいつも笑顔で対応して下さり、事務所全体がアットホームな雰囲気でとても居心地が良いです。
 私が依頼者であれば、とても信頼できる事務所だなと感じることと思います。

 話は変わりますが、私は修習が始まるまで東京にある実家で暮らしていたため、仙台での生活が初めての一人暮らしとなります。
 仙台には縁もゆかりもなかったので、大学やロースクールの先生方に仙台のことを聞くと、仙台は食べ物が美味しく、水も美味しいから日本酒も美味しく、緑も多くてとても住みやすい場所だと教えてもらい、仙台に来ることを楽しみにしていました。

 実際に仙台に来てみると、まさに聞いた通りの場所でした。牛タンは肉厚(東京では薄いものしか食べたことなかったです)、お寿司は新鮮(特に赤貝)、そして出汁のきいたせり鍋(仙台に来て初めて知りました)と仙台の食を堪能しています。仙台の地酒も飲みましたが、どれも美味しく、毎日飲みたいくらいです。

 また、新年の初詣は、塩釜神社に行きパワーチャージしてきました。この一年間は充実した年を過ごせそうです。
 まだまだ仙台での暮らしを堪能し尽くせていないので、何かおすすめがありましたら教えて頂ければと思います。

 最後になりますが、残りの弁護修習でも伊藤敬文先生の後ろ姿をしっかりと目に焼き付け、将来、自分も依頼者や後輩から尊敬される法曹となれるよう、日々研鑽していく所存です。これからも一日一日を大事にして修習に励みますので、今後とも宜しくお願い致します。
司法修習生 佐保貴大)

健康第一

  気がつけば「アラフォー」となり、今年には、私が幼少の頃に早世した父親と同じ年齢になります。ほんとうにあっという間です。
 遺伝的なリスク因子も持っていると思われるため、最近は毎年人間ドックを受けています。もともと自分なりに食生活には気をつけていることもあって、血液検査などは概ね良好です。昨年は胃カメラにも初挑戦しました。実際に目の前にすると、胃カメラという物体は考えていたよりも太く、こんな硬そうなプラスチックの棒(のようなもの)を喉に入れるのかと思うと、かなりビビりましたし、施行中も強い嘔吐反射のためずっと苦しくて涙も止まりません。しかし、うえぇーとなりつつも、徐々に慣れて気持ちに余裕が出ると、その場で映像を見ながら生の説明を聞くことができて分かりやすく、来年も胃カメラでいいかと思うようになりました。
 他方で、残念ながら、毎回変わらずに「要精密検査」の結果が来てしまう項目もあります。骨密度です。ガイドラインによれば、骨密度が若年成人平均値の70%未満となると骨粗鬆症と診断されるということですが、まだ30代にもかかわらず、毎回60%台後半の数値を叩き出し続けています。
 最近は、意識的にカルシウムを取るべく、毎朝牛乳を飲んで小魚も食べていたのですが、今回の結果もやはり65%前後。ついに専門の整形外科を受診し精密検査を受けました。ちゃんとした機器で測定してもらったところ、部位にもよるようですが、ガイドラインに従えばやはり骨粗鬆症にあたり要治療との診断でした。ただし、若年男性の症例数は多くないため実際に治療を開始するか否かの判断は難しいそうです。年齢も踏まえると、現時点では生活には支障はなく、骨折してADLに影響するようなリスクも低いとのこと。しかし、年を取って腰が曲がるようになりたくはないし、サーフィンをこの先続けるためにもできるだけ骨を丈夫にしておくには越したことはないだろうと(以前に骨ではないですが前歯を折ったことがありました)、とりあえず治療として数ヶ月間ビタミンDの薬を飲むことになりました。
 ただ、この年齢で毎日薬を服用し、それを生涯ずっと続けるというのはやはり若干の抵抗はあります。また、5年程前までは全く風邪をひくこともありませんでしたが、最近では年に3〜4回は子どもから風邪をもらっては家庭内でうつしあいをしています。年齢を重ねるごとに体力が落ちていることの証左でしょうか。良い仕事をするうえでもまずは身体が資本なので、今年は薬にできるだけ頼らない心身を取り戻すべく、また、骨を強化すべく、時間をみつけて身体を動かそうと、年頭にあたり意を新たにしているところです。本年もどうぞよろしくお願いします。
 (弁護士 三橋要一郎)