杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

仙台市外のグルメ

 弁護士という仕事柄、仙台市以外の遠方に出張することがよくあります。例を挙げると、遠方の地で法律相談を行ったり、遠方の裁判所に出頭するなどといったところでしょうか。今回は、そんな出張の一つの楽しみ(?)でもある、出張先で味わったグルメについて触れていきたいと思います。なお、記事の内容は素人である私の主観に拠るところが大きいので、参考程度として読んでいただければ幸いです。

登米

 登米でのおすすめは、うなぎの「東海亭」です。いつも混んでいるとの情報があったので、予約の上で行きました。実際にお店に入ってみると、平日のお昼にもかかわらず待ちのお客さんで一杯だったので、予約して正解でしたね。
 そんな東海亭で食したのは、「うな重の二段重ね」でした。上にはうな重のうなぎが、ご飯を挟んで下にはひつまぶし風の刻みうなぎがちりばめれております(写真では、上段のうな重の様子しか分からないのが残念です。)。うな重とひつまぶしを一度に食べているかのような贅沢な気分を味わえました。

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 ちなみに、お店のすぐ横には北上川が流れております。食後のお散歩に良いかもしれません。

②名取編

 次にご紹介するのは、名取市にあるラーメン屋「いぶし」です。名取市といってもかなり仙台市に近いところにあるので、仙台からみるとさほど遠方ではありません。このお店のメニューはどれもおすすめなのですが、個人的に好きなのは、「いぶし中華」と「岩のり塩ラーメン」の2つです。「いぶし中華」は、極めてシンプルな見た目の中華そばです。中細麺にあっさり目のスープ(ちなみにスープは「あっさり」と「こってり」を選べます)、種類の異なる2枚のチャーシューがよくマッチしています。最初から煮卵がついているのも好印象です。また、「岩のり塩ラーメン」には、その名のとおり大量の岩のりが盛られております。個人的にはこの岩のりをスープに溶かさずにパキパキのまま食すのが好みです。
 毎回このお店に行くと、上記のいずれにするか迷ってしまうのが悩み所です(→自動的に他のメニューが選択肢に入らなくなってしまう)。仙台市近郊にあるおすすめのラーメン屋を聞かれた場合には、このお店を紹介するようにしています。

気仙沼

 気仙沼のおすすめは、気仙沼ホルモンです。気仙沼ホルモンについては、2012年12月のコラムでも触れました。味噌ニンニクだれに漬け込んだホルモンを七輪等で焼いて、ウスターソースをかけた千切りキャベツと共に食すというのがスタンダードな食べ方です。
 ニンニクの量はお店によってまちまちなのですが、特にニンニクが強烈なのが、「ホルモン道場」というお店です。煙で充満したお店に入ると出されるのは、ニンニクの粒が明らかに大量にちりばめられているホルモン。味はもちろんニンニクたっぷり→スタミナ抜群といったところです。そして、ニンニク臭も抜群です。このお店は2年ほど前にも訪れたのですが、その際は帰りのタクシーに乗った瞬間、タクシーの運転手に「ホルモン道場に行ったね」と言われたほどでした。一方で、添えられている千切りキャベツはサッパリしており、箸休めに丁度良いです。
 このように、ホルモンもキャベツもあっという間に完食となるのが、ホルモン道場なのです。

  これまで当事務所のコラムを何度か執筆してきましたが、特に反響が大きいのがグルメ関係でした。そのようなこともあり、今回は徒然なるままに各地のグルメをご紹介した次第です。反響があったら(たぶんない)、「パート2」と称して他の地域のグルメをご紹介する機会があるかもしれません。乞うご期待(?)。
(弁護士 赤石圭裕)

充実した仙台修習

皆様、初めまして。

 伊藤敬文先生のもとで修習させて頂いている佐保貴大と申します。

 修習中は、毎日新たな発見があり充実した修習を送れているため、時間が経つのがとても早いです。気づけば1月5日から始まった弁護修習の半分が過ぎていました。
 実務について右も左も分からない状態で弁護修習が始まりましたが、伊藤敬文先生をはじめ、杜協同法律事務所の先生方は、私の質問に対して毎回丁寧に教えて下さるため、大変感謝しています。また、事務員の方々はいつも笑顔で対応して下さり、事務所全体がアットホームな雰囲気でとても居心地が良いです。
 私が依頼者であれば、とても信頼できる事務所だなと感じることと思います。

 話は変わりますが、私は修習が始まるまで東京にある実家で暮らしていたため、仙台での生活が初めての一人暮らしとなります。
 仙台には縁もゆかりもなかったので、大学やロースクールの先生方に仙台のことを聞くと、仙台は食べ物が美味しく、水も美味しいから日本酒も美味しく、緑も多くてとても住みやすい場所だと教えてもらい、仙台に来ることを楽しみにしていました。

 実際に仙台に来てみると、まさに聞いた通りの場所でした。牛タンは肉厚(東京では薄いものしか食べたことなかったです)、お寿司は新鮮(特に赤貝)、そして出汁のきいたせり鍋(仙台に来て初めて知りました)と仙台の食を堪能しています。仙台の地酒も飲みましたが、どれも美味しく、毎日飲みたいくらいです。

 また、新年の初詣は、塩釜神社に行きパワーチャージしてきました。この一年間は充実した年を過ごせそうです。
 まだまだ仙台での暮らしを堪能し尽くせていないので、何かおすすめがありましたら教えて頂ければと思います。

 最後になりますが、残りの弁護修習でも伊藤敬文先生の後ろ姿をしっかりと目に焼き付け、将来、自分も依頼者や後輩から尊敬される法曹となれるよう、日々研鑽していく所存です。これからも一日一日を大事にして修習に励みますので、今後とも宜しくお願い致します。
司法修習生 佐保貴大)