読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

弁護士 阿部 純二

柿の木のある風景

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 正月の果物といえばミカンでしょうが、干し柿は年取りの膳に並んだり正月のお供え物になったりしますから、柿の話題もまったく季節はずれではないでしょう。最近出た坪内 稔典さんの「…

老ツーキニストは語る

今の家から大学、事務所に通勤してほぼ30年になります。バスで1回乗り換えて約50分です。さすがにこの年齢で通勤している人は少ないでしょうが、高齢者の乗客じたいは(時間によっては)大変多いようです。これは、まったく敬老乗車証のおかげと思われ…

沖縄と地位協定の話

多難だった2011年もようやく暮れようとしています。来年は必ず良い年であるように祈りたい気持のこの頃です。 最近のニュースから震災関連以外で気がついたものとして、沖縄の米軍軍属が帰宅途中に交通死亡事故をおこしたが、地位協定の運用の見直しにより日…

7月4日と7月14日の間

過ぐる7月は、本当に多事な月でした。松本 竜大臣の暴言と辞職、玄海原発再開直前でのストレステストの導入や菅 首相の「脱原発宣言」、梅雨を押しのけて猛暑が続いたこと、そして極めつけは18日の女子ワールドカップでのなでしこジャパンの優勝でした。これ…

冬将軍

ウー寒い。今年の冬将軍は、なかなかしぶとく強力です。今は大寒だから仕方がないんですかね。ご存じのとおり、大寒というのは二十四節気のひとつで、今の暦では1月20日ころから2月4日の節分の前までをいうようです。毎朝時計代わりにBSニュースを見…

65年前の夏

8月といえば、何といっても思い出されるのは昭和20年8月15日のことです。65年前ですから、当時5歳の人が今70歳、戦争の記憶が段々と薄れてくるのもやむをえないことでしょう。 私の育った地方は、空襲も受けず比較的戦争の被害の少ないところでし…

雪の魯迅教室

「春は名のみの風の寒さや・・・・・今日も昨日も雪の空」という早春賦の歌詞がピッタリのこの頃ですが、もっと寒い頃、久しぶりに東北大学の魯迅教室を訪れる機会がありました。 魯迅が仙台医学専門学校(東北大医学部の前身)に留学のため仙台にやってきた…

畏友佐藤道夫君を送る

7月15日、畏友佐藤 道夫君が旅立った。同君と私は大学の同級生だった。この昭和26年入学組というのは優秀な人間が多く、司法試験にも現役でたしか7人ぐらい合格したようだ。佐藤君もその一人だったことはいうまでもない。私はどっちへ行こうかフラフラ…

希望格差社会?

窓の外は春うらら、桜花爛漫の季節ですが、昨年10月のアメリカの金融破綻いらい日本を襲っているすさまじい不況と失業の嵐を考えると、花見に浮かれる気持ちにもなれません。おそまきながら山田昌弘教授の「新平等社会」(文春文庫)を読みました。この本…

ジルベスター

明けましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈りいたします。新年の話ばかりでは曲がないので、今回は元日の1日まえの大晦日のことを書きましょう。 先々回の「杜の四季だより」で阿部長先生が書いておられるように、先生が建設委員会委員として多大…

思い出のオリンピック

今年はオリンピック・イヤー。皆様、オリンピックにはそれぞれの思い出がおありでしょう。私の場合は、ご多分にもれず64年(昭和39年)の東京大会です。 この年、東京の大学に職を得て住んだのが杉並区の代田橋というところ。いろいろ切符を申しこんだが…

「明日への遺言」を見て

だいぶ話題になった映画ですから、ごらんになった方も多いでしょう。東京裁判のころ、私はもう中学生でしたからリアル・タイムで知っていないとおかしいのですが、誠にお恥ずかしいことにほとんど何も覚えていません。ただ当時は映画にかならずニュース映画…

お正月

あけましておめでとうございます。当事務所も昨年弁護士法人となり、伊藤敬文弁護士を迎え、新たなスタートを切ることになりました。どうぞよろしくお願いします。 昨年は、政治の激変、いったん回復した景気も下降気味、近親の間での殺人など重大な事件も相…

月天心

9月はお月見の季節。芋名月や豆名月など子供の頃の楽しかったことが思い出されます。仲秋の名月というのは、8月15日の月のことだそうですが、新暦では9月25日にあたるようです。さて、松島、観欄亭の月にも心惹かれますが(まだ見たことがない)、今…

緑色の研究

季節は薫風から緑陰へ。 風薫る5月といいますから、何となく薫風は5月のものと思っていましたが、辞書を見ると、初夏に吹く暖かい南風とありますから6月でもいいのかも知れません。緑陰は、最近あまり使われない言葉ですが、暑い日ざしを避けて本を読んだ…

雪どけ

暖冬、暖冬といっているうちにもう3月。3月から何を連想されますか。ひな祭り? 梅の花? 卒業式? 人事異動? いえいえ雪どけです。仙台はもともと雪が少ないので、違うかもしれませんが、東北の人間にとって3月といえば雪どけです。「春の3月雪どけに…

プラハに行かざるの記

「プラハ!」という映画をご覧になったでしょうか。9月末から10月はじめにかけて、いかにもひっそりという感じで公開されましたので、ご覧の方は少ないと思います。これが、昔中学生の頃見た「碇を上げて」とか「踊る大紐育」などを思い起こさせる素敵な…

ワールド・カップ ドイツ大会

7月から入所しました。年は食っていますが、開業したての弁護士です。どうぞよろしくお願いします。 さて6月から7月にかけての最大の話題は、ワールド・カップ、ドイツ大会だったでしょう。日本チームは惜しくも予選落ちしましたが、その原因とか立て直し…