杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

結婚式

 去る5月21日、仙台市内のホテルで、私共の事務所に勤務するMさんの結婚式が行われ事務所からはパートナーの佐藤先生の外5名が出席しました。当日は雲一つない文字通りの日本晴れ、5月の薫風が爽やかに吹く結婚式としては最高のお日和でした。

 Mさんは地元の大学を出られて、すぐ私の事務所に入所して4年余になるのですが、仲々の美人であり、そのうち結婚するであろうとは思っていたのですが、今時「何時結婚するの」とか「ボーイフレンドは」などと聞くのは野暮を通り越して、セクハラにもなりかねないので、直接聞いたことはありませんでした。しかし何とはなしの雰囲気でボーイフレンドが居るらしいことは感じていました。

 挙式はホテルにある教会で行なわれMさんがお父さんと腕を組んで私共の待つ教会に入って来られたときは、テレビ・映画で見なれた光景なのにジーンと来るものがありました。

 引続きホテル内で行われた披露宴は、仲人さんがおられない、専門の司会者による軽快な進行と生演奏のたえない食事会という形式のものでした。堅苦しい挨拶と言えるのは新郎側の上司と新婦側の私の2人だけで、あとは佐藤先生の簡素なジョークを混じえた祝辞と乾杯、そして双方の友人達のスピーチというもので、この様な結婚披露宴は若い新郎・新婦お二人の門出に本当にふさわしいものと思われました。

 お二人の益々のご幸福を祈ります。

 (弁護士 阿部 長)