杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

まずは1勝

 前々回のエッセイで、弁護士サッカーの全国大会に出場したいと書きました。今年は11月末に開催されるのですが、その大会にめでたく東北連合チームとして出場することが決まりました。全国大会とはいっても母集団が少ないので予選もなく出られたのですが、そのレベルは相当に高いと聞きます。東京や大阪のような大規模会では、選手権でいいところまで勝ち進む高校のサッカー部やJリーグクラブのユースに所属してバリバリ活躍してきた人がいるそうで、私の研修所の同期にも元Jリーガーの方がいましたが別次元の巧さでした。

 そこで、まずは1勝という目標のもと、色々と準備を進めてきました。サッカーのようなチームスポーツでは、やはり何といってもチームワークが大事だと思います。しかし私達のチームは東北各地の弁護士の連合チームのため、一緒にプレーをする機会が極端に少なく、チームワークを高める機会がほとんどありません。いわば今の日本代表でしょうか。それならば形から、ということで東北連合チームとしてのユニフォームを作りました。手前味噌で恐縮ですが、これが何ともカッコイイのです。

 先日、東北各地の弁護士が仙台に集い、初めての練習試合を行いました。ユニフォームの影響か、早くもチームに結束力が生まれ、結果も20分4本で3勝1分と悪くないものでした。いよいよもってチーム内に「全国でも案外いけるのではないか」という空気が流れ、東北連合、大いに盛り上がっています。

 まずは1勝!を果たせたか否か、次回ご報告申し上げます。

 (弁護士 伊藤敬文)