杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

県リーグ昇格!

 何度かこの「事務所の四季」で書いていますが、私はサッカーをしています。司法修習時代に修習地である福島の検察庁の方に誘ってもらい、本格的にやるようになりました。弁護士になってからは、仙台弁護士会、さらには東北の各弁護士会から参加者を募ってチームを作り、平成21年から毎年全国法曹サッカー大会に出場しています。体を動かさないとストレスが溜まってしまうので、私などは毎週練習したいのですが、弁護士は仕事をする時間帯が区々ということもあり人が集まらず、チームでの練習はほとんどできません。

 そんなこともあって、一昨年、先輩弁護士に誘ってもらい仙台一高サッカー部のOBチームに参加させてもらいました。このチームは、平成4年に数十年ぶりに再開して以後活動を続けてきたそうで、当時は仙台サッカークラブリーグの1部に属していましたが、東日本大震災によって平成23年はリーグ戦が中止になったため、一年間は練習を中心に活動しました。素人の私からみると、チームメイトは皆キックや足下の技術はもとより、体の入れ方・ボールを持っていないときの動き方などが全く違うので、一年間一緒に練習ができたのはむしろ助かりました。

 以上の次第で、昨年やっとリーグ戦デビューを果たしました。10チーム総当たりのリーグ戦です。年明け、雪の残るうちからきちんと体を動かしていたので、開幕から快調に3連勝!その後若干失速しましたが、リーグ戦を2位で終えることができました。上位2チームに出場権が与えられる宮城県リーグへの昇格選考リーグも勝ち抜き、昇格決定戦に進みました。最終戦は内容面では1年間で一番良い試合でしたが、結果は0-2で敗戦、あと一歩で県リーグ昇格を逃しました。・・・と思いきや、上位リーグで欠員(チーム)が出たため、次点の一高チームも県リーグ昇格となりました。棚ボタですが喜ばしいことです。

 というわけで今期はもう一段階レベルの高いところでサッカーをすることができます。リーグ戦と並行して天皇杯予選等のカップ戦もあります。怪我のないように気を付けつつ、さらに上を目指していきたいと思います。

(弁護士 伊藤 敬文)