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杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

小さな愛すべきものたち~ミントとガーデニング~

弁護士 佐藤 裕一

 弁護士の仕事はトラブルに囲まれた、いわばストレスの坩堝ですので、上手に気分転換をすることが必要です。お酒もその有用なツールです。ひと仕事終わり、家に帰って橫田屋の塩辛で一ノ蔵の冷酒を一杯やると、気持ちが「ふうっと」解放されるのを実感します。去年村田町の陶器市で買い込んできたお気に入りのお猪口も日毎に手になじんできます。f:id:morikyodo_lawoffice:20150125204514j:plain

 家に帰り、チャイムを押すと「わんわ~ん」という声とともに、愛犬ミントが玄関まで階段を一気に駆け下りてきます。そして、お帰りなさいのジャンプジャンプです。カバンを置き、庭に出て、ライトアップされてあるレンガ敷の庭で一緒に遊ぶのが日課です。こうして家に帰ってくるのを待っていて、喜んでもらえることの幸せを感じます。もちろん、妻も台所で晩酌の準備をして迎えてくれます。

 春から初夏にかけて、わが家の庭に色とりどりの花が咲きそろいます。各種のクレマチス、ゲラニウム、カンパニュラ、エリゲロン、ベロニカ・オックスフォードブルー、メアリー・ローズたちです。うちの庭はガーデニング業者と相談して、「大人かわいい」をコンセプトにして作った、3本のシンボルツリーと白、ピンク、ブルーの小花を基調とした洋風の庭です。私もお休みの日には、水を撒いたり、虫除けのニームを散布したりしています。ジューンベリー、ブルーベリー、ワイルド・ストロベリーは美味しい実を沢山つけるので、収穫の喜びも味わうことができます。ベリーを偶然口にしたミントはその甘酸っぱさがすっかり気に入り、捜索犬になってぐいぐいと庭の奥に入っていっては足を泥だらけにしてしまい、みんなで大笑いします。
ミントは体重2.5キログラム、庭は11坪ほどの狭いものですが、どちらも小さくて可愛い、かけがえのないものです。妻が今年のお正月に2回おみくじを引いたら、いずれも「小吉」だったときのFacebookの短文がなかなかに良かったので、最後に引用します。

 「今日も懲りずに干支みくじをひいてみる。やっぱり小吉。でも、大きな幸せが一つあるよりも、たくさんの小さな幸せに囲まれている方が私にはあっている。」

 

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 (弁護士 佐藤裕一)