杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

仙台での修習

 この日誌を読んでいる方、こんにちは。

 佐藤裕一先生の事務所で弁護修習させていただいております黒金一と申します。

 今年の11月27日から弁護修習が始まり、はや3週間が経過したわけですが、毎日毎日が真新しいことの連続でとても新鮮な気持ちで学ばせていただいております。佐藤裕一先生の事務所はほんとうに素晴らしいところで、事務所の弁護士先生方から熱心でわかりやすい指導をしていただいておりますし、事務員のみなさんのやさしい笑顔に癒されており、毎日がほんとに感謝の連続です。それにもかかわらず、修習初日から風邪をひいてしまい、ウイルステロのごとく事務所のみなさんに風邪をうつしてしまったので、ほんとうに申し訳ないです。体調管理も一社会人として大事なことですので、しっかりとビタミンをとって体調を回復させ、今後、事務所のみなさんに風邪をうつさないようにします。

 私は仙台に住み始めて3週間しか経っていないのですが、とても住みやすい街だと感じています。街には人が多く活気にあふれていますし、その一方で、街にたくさんの植物が植えられているので、休みの日に街を散策するだけでとても楽しいです。こないだ見に行った光のページェントもとても幻想的できれいでした。
また、地元出身の方から宮城県の有名なおいしい食べ物をたくさん教えていただきました。たとえば、牛タンだけにとどまらず、冷やし中華が宮城県発祥であること、ささかま、さらにはおいしいラーメン店など正直一度では覚えきれないほどたくさん教えていただきました。その中でも、山形県民として宮城県のある一つの食べ物に個人的に注目していることがあります。

 それは芋煮です。芋煮といえば、山形県民の自分にとっては、しょうゆ味で、肉は牛肉を使ったものと認識しておりました。それに対して、仙台では、みそ味で、肉は豚肉を使うということをこないだの修習生同士の飲み会で聞き、思わず驚いて聞き返してしまいました。27年間、しょうゆ味の芋煮しか食べたことのない自分にとって、みそ味の芋煮がどのような味なのか(トン汁とはまた違った味なのか)、とても興味があります。来年の9月あたりに、修習生で芋煮会をやろうという話が出ており、みそ味の芋煮を食べる機会があるかと思いますので、その日を楽しみにして、これからの修習に励みたいと思います。

 (司法修習生 黒金 一)