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杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

タブレットを仕事に活かす

  私はタブレットユーザーです。今のものを使い始めて2年半ほど経ちます。使い始めたきっかけは、タブレットはスマートフォンと比べて画面が大きく、より仕事に役立てそうだと思ったからです。電波さえ入ればどこでもインターネットを見られるし、画像等のデータを大量にストックできるなど、タブレットそのものの便利さについては改めてここで語るまでもないでしょうから、以下ではお仕事で特に役立っているアプリを紹介した上で、一弁護士がどのようにしてタブレットを業務に役立てようとしているのかを知っていただければと思います(なお、以下紹介するアプリは正式名称とは限らない点につき,予めご了承ください)。
 
① 六法
 
弁護士の基本ですね。様々な法令・規則等を手早く参照できます。大きな六法を持ち歩く必要がないことから、特に外周先で重宝します。このアプリにどのくらいの法律が搭載されているかは不明ですが、少なくともこれまで不便を感じたことはありません。また、前に参照した法律が履歴として残っていることから、頻繁に参照する法律をすぐに見つけられるのも魅力です。現在搭載しているアプリは判例を搭載していないタイプのものですが、そのうち判例付のものを搭載することを検討中です。
 
② ストリートビュー
 
ストリートビューとはgoogle社提供による、周りの景色を360度見渡して、世界の名所を探索したり、絶景を眺めたりできるサービスをいいます(google社のHPから一部引用)。ストリートビューは、特に交通事故の業務において役立ちます。事故があったとされる地番を入力して当該事故地点のパノラマ写真を見ることで、事故が起きた地点の道路状況等がすぐに分かるのです(もちろん、ストリートビューにあらゆる地点が搭載されているわけではありませんが)。弁護士が関与する交通事故の業務においては、ある地点からの見通しや道路の線形などが問題となることが多く、必ずしも図面や聴き取りからでは現場のイメージがわかないことも多いので、とても役立っております。その他、建物賃貸借などといった土地建物が絡む業務において、当該建物等の概況等を確認するという活用方法もあります。
 
③ 判例ニュース
 
比較的最近の判例(裁判所が出した判決)を見ることができます。法律は生き物のようなものであり、新しい判例の登場により法律解釈が変わることもあるため、判例の傾向などを知るにはもってこいです。比較的短い判例であれば、ちょっとした空き時間に確認することができる点もグッドです。
 ④ 黒板
 
主に小中高でお世話になった、あの黒板のアプリです。カラーのチョーク数本や黒板消しがバッチリ用意されており、黒板に文字などを書いていく感覚を十分に味わえます。黒板にチョークで書くときの「あの音」も見事に再現されています。弁護士業務では、矢印などを用いて人物関係等を整理する機会がとても多いのですが、この黒板があれば、カラフルに人物関係等を整理できるはず(?)です。
 今回は4つのアプリを紹介しました。他にもいろいろなアプリを使っていますが、まだまだタブレットを使いこなせていないというのが正直なところです。今後の弁護士業務に役立ちそうなアプリをご存じの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければ幸いです。
(弁護士 赤石圭裕)