杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

良覚院丁庭園を眺めながら

 裁判所や弁護士会館からの帰り道に事務所の近所を散策することがあります。こぢんまりとした馬上蠣崎神社にある白木蓮の大木はもう小さなつぼみをふくらませています。良覚院丁庭園やその脇の小さな公園に沢山ある桜の木はほんのりと赤みを帯び始めてきました。歩くたびに春の訪れを感じる小さな発見があります。

 協同法律事務所を開設してちょうど1年が経過しました。四季を通して窓から見える街の中の小さな自然がいつも私たちの気持ちを和らげてくれます。法律事務所を訪れる人は、みなそれぞれにトラブルや困ったことを抱えてドアをノックするのです。そのような人たちに対して、法律相談や事件処理を通じて何とか元気を取り戻すお手伝いをしたい。私たちはいつもそういう思いを込めて仕事をしていきたいと考えています。このトップページの表題もそういう思いを込めて、「元気の出る法律事務所」としました。これからも事務所の四季を通して様々な感想を紹介していきたいと思います。

 (弁護士 佐藤裕一)