杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

仙台の夏

 私は司法修習生として今年の6月の終わりに仙台にきて、以後こちらの事務所でお世話になっています。

 司法修習とは司法試験合格後、裁判官・検察官・弁護士といった法曹三者になる前に実務について学ぶいわば見習い期間のようなものですが、現在佐藤先生について弁護士の実務について学ばせていただいているところです。

 さて、関西出身の私は今回初めて仙台に住むことになったのですが、はじめは仙台の夏が意外と暑いことに驚きました。今年は東京でも40度近くになる日などもあって他県でも猛暑が振るっているようですが、仙台もこの暑さでは今年は雪が降らずスキーにいけないのではないかなどとあらぬ心配をしてしまいました。ただ慣れてみると、本当に街中に緑が多く、これが日陰を作ってくれるだけでなく風に枝葉が揺れて涼しげな雰囲気を演出してくれており、とても住みやすい環境だと感じています。8月は七夕まつりがあることなどもあり、本格的に到来する仙台の夏が本当に楽しみです。

 楽しみといえば、仙台には名物といわれるものがほんとに多い!最初は牛たんをはじめとするいくつかしか知らなかったのですが、街なかを歩いているとさらにいろいろ見かけます。こないだは夏の定番冷し中華は仙台発祥だという話を初めて聞いてびっくりしました。次はどんな発見があるのか楽しみにしています。

 このようなすばらしい環境で修習生活を送れることをとてもうれしく思います。充実した修習にするとともに仙台での生活も満喫したいと思う今日この頃です。

 (司法修習生 網田圭亮)