杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

はじめまして

 私は、現在司法修習生として、佐藤先生をはじめとする杜協同法律事務所の皆さんにお世話になっています。司法修習は、まだ始まったばかりですが、弁護士の業務について日々新たな発見があり、毎日充実した時間を過ごしています。弁護士の先生方も事務の皆さんも、とても親切で素晴らしい方々なので、このような充実した環境で修習できることをとても嬉しく思います。

 仙台で暮らし始めて、まず感じることは、緑の多さです。街中のケヤキ並木はもちろん、遠くに見える山々の紅葉もとてもきれいでした。木陰を歩いていると、大変落ち着くことができ、本当に住みやすい街だと感じています。

 実は、私は、仙台に住むのは2度目です。というのも、小学校に入学するまで仙台に住んでいたことがあり、今回20年ぶりに仙台に戻ってきたのです。そんな私のひそかな楽しみは、修習期間中にかつて訪れた場所を再訪してみるということです。幼いころ、仙台のあちこちで撮った写真が残っているので、その場所をもう一度訪れて写真を撮ってみたら面白いのではないかなぁと思っているのです。そうすることで、街と自分の変化と成長を感じられそうな気がするからです。先週末から、光のページェントが始まりました。忙しい修習期間中ではありますが、なんとか時間を作って、まずは光のページェントに再訪したいと思っています。

 きっと20年の間に、仙台の街も大きく変化したと思います。私自身も、これからの1年間は司法修習を通じて、法曹の実務を知り、大きく変化することになるでしょう。緑豊かで落ち着ける環境の下、街と自分自身の変化を見つめ、充実した修習期間を過ごせるよう頑張りたいと思います。

 (司法修習生 矢島優香)