杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

家庭菜園

 数年前に自宅の裏に小さな家庭菜園のスペースを作りました。特に植物を育てるのが好きというわけでもありませんが、せっかくなので、シーズン毎にいくつか育てるのが簡単な野菜を育てています。
 一昨年はミニトマト、キュウリ、ゴーヤ、オクラ、ピーマン及びナスを作りました。ミニトマト、キュウリ及びゴーヤは食べきれないくらい収穫できましたが、オクラは硬いのが2つ(収穫が遅れたようです)獲れただけでした。昨年はジャガイモ、ルッコラ及び小カブを作りました。ジャガイモとルッコラは満足の収穫でしたが、小カブは本当に小さなカブになってしまいました。中々難しいものですね。
 とはいえ、獲れた野菜は、収穫したてだからなのか、あるいは自分が育てたという思いからなのか、とても美味しく感じます。子供たち(特に上の子)は、私の小さい頃に似て偏食で野菜は殆ど食べませんが、収穫したジャガイモはこれでもかというくらい食べていました。もしかして、自分で育てたらあまり好きじゃない野菜も食べるのではないか、と思い、今年は子供に選ばせることにしました。その結果、今はニンジンとエンドウを育てています。エンドウとは、中々渋い選択ですね。
 ストレスを感じることも多い仕事ですが、日々成長していく野菜を見ていると、多少和らぐような気もします。収穫の時と、それを子供が沢山食べることを楽しみに、今日も帰って世話をします。

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(弁護士 伊藤敬文)