杜(MORI)の 四季だより

杜の都、仙台に事務所を構える弁護士法人杜協同の弁護士たちが綴るリレーエッセイ

はじめまして

 はじめまして。杜協同法律事務所で司法修習中の潮見牧子と申します。佐藤先生をはじめとする弁護士の先生方、事務員さん方のおかげで、毎日充実した修習生活を送らせていただいております。弁護修習は5月いっぱいで終わってしまいます。あっという間の2か月間でした。弁護士の仕事は多様で、毎日新たな発見があって面白いです。選択修習中に、また事務所に戻ってくるのが楽しみです。

 私は東京出身で、東京、埼玉以外の場所に住むのは初めてです。仙台は緑が多くて住みやすい街だと思います。できればずっと住みたいくらいです。冬の寒さはかなりつらかったですが・・・。だいぶ鍛えられた気がします。そんな冬が終わり、暖かくなってほっとしています。青々としたケヤキ並木を歩くだけで、なぜか楽しくなります。

 先日は、松島に行ってきました。瑞巌寺、松島遊覧も良かったのですが、一番印象に残っているのが、奥松島の風景です。外海側では、海岸や島に波が砕け散る、荒々しい景色が広がっていました。それが内海に行けば一転、波がなくなりました。海面が鏡のようでした。そこに島々が重なる風景は、どこか幻想的でもありました。奥松島は観光客も少なく、静かで落ち着いた雰囲気でした。仙台から電車で30分ほどのところに、こんな世界が広がっているとは、驚きです。

 仙台にいるのも、残り4か月ほどになりました。短い実務修習期間、悔いのないよう、毎日を大切に過ごしたいと思います。

 (司法修習生 潮見牧子)